練馬区のIT企業Mogicでの日々を卒業する3名のインターン生。
白熱したスイーツ争奪戦の思い出から、実務を通して学んだプロとしての視点まで、飾らない言葉で振り返ります。最初は迷いながらも、自ら考え、言葉にする習慣を身につけた彼ら。就活でも大きな武器となった確かな成長の裏側には、どのような試行錯誤があったのでしょうか。3名の等身大の記録を、お届けします。
Q1:自己紹介をお願いします。
- S.Hです。プロダクトデザインチームで、2025年の2月(大学3年生になる少し前)から週1〜2日で出社していました。
- サービスマーケティングチーム(SM)でディレクター職をしてましたM.Mです。大学2年生の終わりごろに入社して、週2日出社してました。
- 約1年間コンサルティングソリューションチームで学ばせていただいた後、現在はサービスマーケティングチームに所属しているM.K.と申します。2024年5月の入社以来、基本的に週1〜2日出社していました。

粘土でパンケーキを持ち上げる人を工作中
Q2:Mogicのインターンで、一番楽しかったこと、やりがいがあったことは何ですか?
- どの瞬間を切り取っても楽しかったですが、みなさん手加減なしのスイーツの争奪戦はワクワクしました。1年以上いたのに1位になることはかないませんでした……。けど、それでもとても楽しかったです。それと、ディスプレイ制作も楽しかったです。まさかインターンをしていて粘土でサンタさんやパンケーキを持ち上げる人を作ることになるとは思いもしませんでしたが、気分転換にもなりましたし、モノづくり楽しい!と純粋に感じました。
やりがいがあったことは来客用の入館証制作です。考えても考えても戻ってくる案に気が滅入りそうになりましたが、「じゃあこんな感じはどうだろう?」と色々試行錯誤している時間は焦りつつも楽しかったです。一番長い間取り組んで、一番考え込んだ末に完成した時の達成感は凄まじく、やりがいを感じました。 - 楽しかったのはランチタイムですかね。チームメンバーの最近あったこととか、おすすめの商品とか、観光地とかいろんなことが聞けて楽しかったです。ランチのあとに社長の山根さんからお呼びがかかると、スイーツやフルーツをカットする重大な役割を任せられます。この先あんな量のフルーツを一度にカットすることはないでしょう。
やりがいがあったのは、LearnOの改善提案を行ったことです。初めて自分で改善案を企画して、スライドを作り、発表するという一連の流れは学生ではなかなかできない経験だと思います。スライドの作り方から内容まで何度もフィードバックでアドバイスをもらったことを今でもよく覚えています。 - とにかく多くのことを経験させていただいたことが、何より楽しかったです。壁に絵を描いたり、エビをつかんだり、はたまた植物を植え替えたり……。一般的なインターンではなかなか経験できないような刺激的な毎日でした。
中でも一番の思い出は、「スイーツハント」での争奪戦です。「ユーザーネームに数字を入れるとランキング上位に入りやすい」という謎のジンクスを信じ込み、ゲーム開始前から水面下で心理戦を繰り広げていたあの白熱した時間がとにかく楽しかったです。
一方で、業務としてやりがいを感じたのは、競合調査やPhollyのマイページ改修提案です。自分の考えを相手に「伝える」難しさに直面しながらも、徹底的にユーザーの視点に立って考え抜くプロセスに、何物にも代えがたい充実感がありました。そして、そうした取り組みが実際のシステムとして引き継がれていくことは、会社の一員として認められたような実感を持ちました。
Q3:Mogicは楽しいだけじゃない!意外にきびしい、ちゃんとしていると思ったことはありましたか?
- 楽しい雰囲気はずっとありつつ、作るものに関しての妥協は一切ありませんでした。大学の課題だとどんな作品を作っても自分だけの問題ですが、世に出るものとして、きちんと最後まで手を抜かないことを徹底して教えていただいたと感じています。ユーザー目線で少しでも違和感がないか、一度制作者の目線から切り離して考えることを教えていただきました。
- インターン生としてではなく、一人の社会人として質の高いフィードバックをくださるなと感じていました。「学生が作ったものとしては合格点だけど、ここをこうすればもっと良くなるし、読み手にもしっかり伝わるよ」というように、できていることや挑戦した姿勢は認めてくれつつ、さらに一歩視座を上げるための前向きアドバイスをくださいます。
- 「学校」ではない、「会社」だからこその厳しさを感じる場面がありました。特に印象的だったのは、インターンを始めてすぐにいただいた「給料分の成果をあげるとは期待していない。だからこそ、あなたならではの視点で考え、意見を表明してほしい」という言葉です。これは、指示を待つのではなく、自分の価値を主体的に生み出すことを求められている環境だと感じました。
また、どのような意見にも必ず「なぜそう思うのか」という根拠が求められ、「なんとなく」は通用しませんでした。自分の考えの浅さに気づかされることもありましたが、その分、物事を一段深く捉え、論理的に組み立てる力が鍛えられていく実感も得られました。

高級ケーキを人数分に、慎重にカット
Q4:インターンを通して、自分の中で一番変わったところ(または成長できたこと)を教えてください。
- 思考力が身についたと思っています。私の場合は、伝えるための技法などに集中し過ぎてしまい、それ以前の何を伝えたいのかを考えることが足りていなかったと強く実感しました。Mogicでは多くの場合、まず文章を書く所から始まります。このデザインを通して何を伝えたいのか?そもそもこのモノがなぜ必要なのか?などから考えます。そして軸が決まると、その後どうするべきかもわかってきます。試行錯誤は必要だけど、目指すべき場所が決まっているのでやるべきことを予測できます。
今までであればなんとなく方向性を決めて終わりにしていた過程が、いかに大事かを言語化を通して学びました。このことがわかってからは、焦って形にし始める今までのやり方より作品作りのスピードも上がったように感じます。しかし、まだ完璧ではないと痛感することも多く、今後さらに伸ばしていきたいと思っています。
また、タスク管理力も身についたと思っています。私は複数のタスクを常に掛け持ちしている感じでした。フィードバックを忘れないうちにこのタスクをやりたいけど、提出期限ギリギリのものもあって……というように、初めの方は混乱していましたが、慣れてきてからは優先順位を決めながらこなせるようになったと思っています。 - インターンを通して一番変わったなと思うのは、「この仕事にはどんな意図があるんだろう?」と、自分なりに背景を考えてから動くクセがついたことです。
Mogicでは、マーケティングや記事作成、インスタ運用、さらには植物の栽培や生成AIの活用まで、本当に幅広くチャンスをいただきました。最初は慣れないこともあって、つい「言われたことをそのままやる」という受け身な姿勢になりがちでした。でも、いろんな業務を同時に進めていくうちに、ただ作業としてこなすだけでは、なかなか上手くいかないなと気づいたんです。
「そもそも、なんでこの仕事が必要なのかな?」「誰に届けるためのものかな?」という背景を自分なりに考えてみる。この1年間、どんな業務にもそうやって向き合い続けたことで、単にスキルがついただけでなく、仕事に対する考え方そのものが少し大人になれた気がしています。 - 一番の変化は、周囲に流されるのではなく、自分の考えを持って行動できるようになったことです。以前はつい周囲に合わせてしまいがちでしたが、Mogicで「なぜそう思うのか」を繰り返し問われる中で、自分の考えを整理し、言葉にする習慣が身につきました。今では、相手が自分よりはるかに知識のある社員の方であっても、ひとつの案に対して「私はこう思います!」と物怖じせず意見をぶつけられるようになりました。
また、フィードバックを受けた際の「リベンジ精神」も育ちました。指摘を受けた内容を踏まえ、「次はそれ以上のものを返して驚かせてやる!」と自分なりにブラッシュアップを重ねる粘り強さは、Mogicでの日々が授けてくれた一生モノの武器です。
Q5:就活をして、Mogicのインターンが役に立ったことはありましたか?
- 面接でMogicについてお話をすると、かなり興味を持ってもらえます。インターンを始める前は全くわからなかった「会社で」デザイナーとして働く上での大切なことやあるあるなどが面接官の方と語れたことがとても役立ったと感じました。この人わかってるな、と思ってもらえたのだと思います。また、私はサークルをしていないのでガクチカなどで書けることがないのが悩みだったのですが、エントリーシートも充実した内容を書けるようになりました。
- それはそれは、大変役立ちました。ガクチカとして話せるのはもちろんのこと、やはり実務としての経験を話すと面接官の食いつき具合が違うなと感じています。特に自分はIT業界で就活をしていたので、社会人になってからやることを学生のうちから全体像が見えているのは大きいと思います。
- めちゃくちゃ役に立ちました!特に、自分の強みを「唯一無二のエピソード」として語れるようになったことが大きいです。
例えば、面接で「スイーツハント」の話をすると、まず食いつかれます。「スイーツを奪い合う文化って何?」という興味から始まり、そこから部門を超えた協働や、自分の意見をどのように形にしていったかといった話へ自然につなげることができました。単なる体験談ではなく、実践的な経験として伝えられたことで、面接でも印象に残りやすくなったと感じています。ユニークな経験を、自分自身の確かな強みとして言語化できるようになったことが、就職活動において大きな武器になりました。

植物の植え替えをやってみた
Q6:インターンをこれから始めようとしている大学生のみなさんに、ひと言お願いします。
- ぜひ飛び込んでほしいと思います。始める理由は就活のためでも、なんとなくでもなんでもいいと思いますし、始める時期もいつでもいいと思います。最近では長期インターンをするべきタイミングみたいなものもあると思いますが、私はその時期をだいぶ過ぎても続けていました。やるべきかどうか悩んだら、まずやってみましょう。ダメならその時考えましょう。Mogicの方々は一緒に考えてくれる人ばかりです。
- これを読んでいるあなた。ちょっとでも興味を持ったら、絶対に来るべきです!
僕はMogicに来る前に2社でインターンをしていましたが、人間関係や業務の厳しさから、どちらも目標を達成できずにドロップアウトしてしまいました。「自分って働くのに向いてないのかな……」と悩んでいた時に出会ったのが、Mogicでした。
ここの環境は、本当に安心して身を置ける場所です。どんどん挑戦できるし、もし失敗してもみんなで笑い飛ばしてくれます。もちろん、そのおかげで多くの成功も経験することができました。あと、この会社にはいろんなバックグラウンドを持った方がたくさんいます。「将来どんな仕事に就こうかな」と迷っている人ほど、皆さんとお話しするだけで、自分のやりたいことが見つかるきっかけになるはずです。 - いまMogicのサイトに訪れ、この文章を読んでいるあなたは、ラッキーです。私は人生の中でMogicでインターンを経験できたことを、本当に幸せだと感じています。
しかし、正直に白状すると、私は「長期インターン」という響きのカッコよさに釣られて入社したタイプです。そんな私だからこそ伝えたいのは、きっかけは何であっても構わない一方で、入社後は自分なりの目的意識を持つことが重要だということです。
「なぜこれをするのか?」「相手はどう思うのか?」といった問いを考え抜く環境が、ここにはあります。受け身のままなんとなく過ごすこともできますが、自分の中で「なぜ」を持ち、主体的に追求していけば、得られる経験の質は爆上がりすると考えます。迷っているのであれば、ぜひ飛び込んでみてください。Mogicでの刺激的な日々が、あなたを「自分らしく」変えてくれるはずです!










