2022/06/22

時短正社員で子育てと両立!Webデザイナーチーフが語る、Mogicでの働き方

正社員 デザイナー

練馬区 石神井公園のIT企業Mogicの社内インタビュー。 今回はアートディレクションチームのチーフデザイナー、Uさんへのインタビューです。 昨今家庭と仕事の両立を見直す会社も増えてきましたが、まだまだ子育てをしながら働くのが大変な環境も少なくありません。 長年勤めてきたUさんが感じるMogicの働きやすさや、Webデザイナーの仕事についてなど、赤裸々に語っていただきました!

Mogicのデザイナーは何してる?

簡単に自己紹介をお願いします。

アートディレクション(以下、AD)チームのチーフデザイナーのUです。
入社して11年目で、途中育休を2度経験してます。

ADチームはどんなお仕事をしているんですか?

Webデザインとブランディング業務の2つが軸となってます。Webデザインでは、主にシステム開発のデザインを担います。

具体的には、
・XDでUI/UX設計
・デザインコンセプトを考える
・Photoshopでデザイン制作
・HTML/CSS/Javascriptを用いたコーディング
・エンジニアとソース連携

ブランディングは、Webデザインを中心に職種も超えたチャレンジもしています。

具体的には、
・Wordpressのカスタマイズ
・ランディングページの制作
・Webメディアのデザイン
・販促ツールのデザイン
・ディスプレイ用のポスター制作
・カレンダーやマグカップなどのノベルティづくり

幅広い業務になっているので、様々な経験を積むことができます。特にWebデザインは、情報設計からコンセプト、デザインの作り込み、そしてコーディングまで、必要なデザイン業務をまんべんなくカバーしてるので、やりたいだけ学ぶことができます。

やる気次第でいろいろチャレンジできるわけですね!

少数精鋭なので、インターンから実務に近い経験ができ、貪欲に学べる環境だと思います。チーム横断のプロジェクトにデザイナー担当として入るので、プロジェクトをやり遂げることを通して、複合的な力が身につくと思います。

デザイナーに必要なスキルを磨くためにどんなことをしていますか?

必要なスキル、というかデザイナーの軸になる力が主に2つあると考えています。
1つは、想像する力。
もう1つは、想像したものを正確にアウトプットする力。

想像する力は、感覚の解像度が上がると、想像をより深くハッキリしたものにしてくれます。
だから、普段から自分の感覚を自分の言葉で言語化して解像度を上げることを意識しています。
繊細なセンサーを身にまとうイメージです。

想像したものを正確にアウトプットする力は、どちらかというとテクニックですね。
技術がともなわないと、せっかくいいものを想像できても実現できないので。
こちらはひたすら磨くのみなので、とにかく手を動かして作るに尽きると思います!

技術がともなわないところは、想像力でカバーしたりもできるので、どちらも一緒に高めあってこそだと思います。

時短勤務でもステップアップできる!

Mogicで働いていて、働きやすいと感じるところを教えてください。

家庭を無理なく優先できるところです。
入社以来、時短勤務をさせてもらっています。
それだけじゃないです。
そもそも、正社員になると同時に産休に入ってるんです。
実は、業務委託で仕事してた時に第一子を妊娠し、「それなら正社員で働きませんか?」と声をかけてもらいました。
これを社外の人に言うと絶対に驚かれます(笑)。
戻ってくる場所があるんだ、ということがうれしかったです。
Mogicに入社する前に、家庭と両立できずに会社を辞めた先輩も目にしてきたので、それがどれだけ有り難いことで貴重なことかも、よく分かっていました。

子供がいると熱を出して呼び出されたりお休みしたりは、しょっちゅうです。
でもその度に快くサポートしてくれて、こちらが気にせず看病できるように配慮してくれてます。
チームメンバーも他のチームのメンバーもそっとフォローに入ってくれますし。
会社全体の雰囲気が優しいです。

子育てと両立できる環境ですね。

でも、どれだけ働きやすい環境でも、やっぱり家庭との両立はそれなりに大変でした。
とにかく時間がありません。
時間が有限であることはみんな平等なのですが、それでも時間がない!
社内ではコミュニケーションが多いですし、家に帰ったら家族と向き合いたいし、マルチタスクをバランスよく動かしていくことが、本当に大変でした。
しかも、仕事につまずいてる時に限って子育てでもつまずいたり。全部些細なことなのですが、気持ちの切り替えにも苦戦して……。
当然ですが、職場の環境と自分の課題は別問題なんです。
みんなの足を引っ張ってないか不安になったり時間に追われて焦ったり、自分の気持ちでグルグルしてたときに、社内のコミュニケーションに助けられました。自分の課題にも気づくことができ、次第に変化していけたことで、より働きやすくなりました。

コミュニケーションが働きやすさに関係してるんですね。

Mogicの人と話してると、たわいもない話から深い話まで本当にたくさんするので、個人的な考えからもっと広い世界に解放されていく感じがあります。個性も本当にバラバラなんで、真逆のタイプの人がふと言った言葉が、自分にいい変化をくれたりすることも。

振り返ってみると、時短勤務という制限のある中でも、チャンスがあって少しずつ成長していけるところが、Mogicらしさですね。それは、Mogicの制度が整ってるだけじゃなくて、会社全体に余白や余裕があるからなのかなと思います。日々の仕事に忙殺されずに、取り組むべき課題に取り組めるのは、会社が余白を設計してくれてるからだと思います。
私には余裕がなかったとしても、会社にはあるから、自分のやり方を変えれば余白が生まれるんですよね。

なるほど。会社に余白があるからこそ、会社全体に優しい雰囲気があり、健全なコミュニケーションも存在してて、時短勤務でも無理なくステップアップしていけるということですね。

そうですね。やっぱり有り難いですね。
時間がない、つまりは制限があるからこそ工夫、改善が生まれます。問題点を見つけて根本的に解決することは、デザイナーの本質でもあります。
いろいろ試行錯誤できるクリエイティブな環境が一番の働きやすさかもしれません。

デザイナーはいろいろな「好き」を集めてます

ADチームにこんな人が来て欲しい!など、求める人物像はありますか?

好きなものを持ってる人ですね。
Mogicは自分の体で感じて頭で考えてアウトプットすることを大切にしてます。
「好き」はいろんな体験への入り口になりますよね。だから大切です。
心動いた経験がないと誰かの心を動かすこともできないので。

好きなものは、なんでもいいです。それこそ、まだ自分では気づけてない人でも。

好きなものが大切な要素なんですね。

デザインって、ちょっとした心の動きを拾って作っていくんです。だから些細なものでも感情の揺らぎを集めておくと表現が豊かになると思います。好きなものって一番感情が動きますよね。手探りで作るときの道標になってくれます。

Uさんの好きなものを教えてください。

私は散歩が好きです。あと料理の下ごしらえに、土鍋でご飯を炊くこと、夜のベランダでボーッとすること、雨の音を聴くこと。絵本や映画や短歌や俳句も。もともと好きなものへのハードルは低いんです。その上、デザイナーになってから、好きなものを意識するようになったので、言い出せばキリがないほどあります。

「好き」が表現の入り口になってくれるということですね。

チームのメンバーもそれぞれ種々雑多な「好き」を持ってますので。気ままに趣味の話ができる絶好の機会だと思ってインターンに来てほしいです。