中学時代の夢、建築家から 人生の分かれ道を経て、エンジニアへ
いよいよMogicインターン卒業が近づいていますが、在籍期間はどのくらいになりましたか?
大学4年11月~大学院2年2月の約2年3ヶ月になります。
Mogicのインターン前は、何かアルバイトはしてましたか?
大学1年からずっとスーパーでバイトしていて、品出しとかしてました。
インターンをしようと思った理由は?
理由は2つありまして、大学の周りの友達がインターンを始めたことに影響されたことと将来IT系で働きたいと思うようになったからです。
エンジニアに至る経緯を教えてください。
中学時代に、建築家を目指していて、高校受験のときに早稲田か慶應か迷ったときに、建築家の隈研吾氏がいるということで、慶應へ。と思ったら、東大の教授になってしまって(笑)。とりあえず、建築を学べるシステムデザイン工学部(SD)に入りました。そこで、建築やロボット、プログラミング、制御工学などを学びました。自分の中で建築といったら、紙に図面を引くというイメージだったのですが、最初だけ紙で、すぐにパソコンでやることがわかって、少しずつ建築熱が冷めてしまいました。
大学3年の前半に、「オンラインゲームを作る」という授業がありました。それが、すごく楽しかったのがきっかけで、自分でもプログラミングを勉強するようになりました。
大学3年の後半、研究室を決める時期に、ロボット研究室が自分に合っていると思って、決めました。その研究室では、自律二輪ロボットの研究をしていました。自分のテーマは、人の表情(笑ってるとか怒ってるとか)をロボットのカメラで撮影して、認識・判定するシステムの研究でした。ドラえもんとのび太のような、ロボットと人間のコミュニケーションができたらいいなと思って、研究していました。
それで、大学4年でMogicのエンジニアインターンにつながってくるわけですね。
そうですね。
Mogic入る前入った後 自分の中の気づき
Mogicに入社前、入社後でYくん自体に変化はありましたか?
入社前は、エンジニアとしての技術が足りてないのかなと思っていました。入社後は、技術以外にも足りてないものは他にあるなと感じました。特に、自分の考えを人に伝えるスキルでしょうか。例えば、新しい機能を作るときに、まず、自分なりに考えてコーディングをします。次に、先輩にフィードバックをもらう際に、なぜこのようなコーディングをしたかをうまく説明できない場面がありました。これまで、研究室では、たまに教授にフィードバックをもらってということはありましたが、ほぼ1人で研究していて。Mogicでは、チームで仕事をすることが基本なので、自分の考えを人に伝える場面が多いです。どう伝えたら相手がわかりやすくなるかということをいつも意識するようになりました。そこに気づけたのも大きな変化かもしれません。
研究室とMogicで、違う言語を使って混乱しませんでしたか?
ロボット系は、指示を出してから早く行動してほしいので、リアルタイムを追求しています。Mogicでは、Web系の言語なので、ほとんど知らなかったので、新しく勉強しました。研究とMogicは分けていたので、混乱することはありませんでした。
Mogicと言えばこれ!
Mogicで一番、印象に残っているエピソードは、どんなことがありますか?
Mogicと言えば、コロパ(石神井公園近隣のパートナー企業のみなさんを招待して山盛りコロッケを食べるパーティ)です。2回参加したことがありますが、なかなかのインパクトです。自分は、食が細いのですが、大きなコロッケを4個がんばって食べました!
2Dへの猛烈なこだわり しわとぼかしの世界
3D世代なのに、2Dの世界観が好きということですが?
イラストが好きで、特に女の子のかわいさやゴスロリの世界観が好きです。女の子の顔と言うよりは、イラストで描かれている洋服のしわとかフリルや、テクスチャーのぼかしなんかを見ていて飽きません。ずっと見ていられます(笑)。建築が好きだったことが関係しているかわかりませんが、平面へのこだわりがあるかもしれません。
古巣Mogic卒業 4月から新生活へ
Mogicを卒業して、4月からどんな会社で働く予定ですか?
ゲーム会社のインフラエンジニアとして、サーバーやネットワークの管理の仕事をする予定です。
Mogicではなく、そこの会社に決めた理由は?
2年3ヶ月くらい、Mogicにインターンでお世話になったので、就職を考えるときに、かなり迷いました。Mogicは、慣れていましたし、働く環境もいいし、楽しいし。でも、自分はこれから何をやっていきたいかを考えたときに、「ゲームが好き」という自分の気持ちを大切にすることにしました。チーフや先輩と何度も相談して、最終的には「Yくんの好きなようにしたらいいよ」という言葉をいただいて、結論を出しました。
最後に、Mogicでどんなことを学べたと思いますか?
主に教育サービスの開発をサポートして、開発に関する多くの知識とスキル、好奇心を得ることができました。また、開発以外にも業務を通して、意見交換の重要性や作業の取り組み方、スタンス、自分の考えの伝え方など、仕事を行う上で大切なことを理解できるようになりました。さらに、エンジニアMTGや教育サービスの定例、トレーニング、エンジニアの心得などに参加させていただけたことは貴重な経験であり、自分の財産になりました。
学生のうちにこのような機会に恵まれて、本当によかったと深く感じています。自分一人ではこれほど深く学ぶことはできなかったと思います。入社時の知識経験ゼロの自分がここまで働くことができたのは、みなさまに支え続けて頂いたからだと大変感謝しております。
今まで、本当にありがとうございました。